自己発見ツール

「好き×凄い」から あなたの強みを見つけよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

自分の価値を確かめよう

新しい出会いが多い時期。
優秀な人、チャームポイントを持った人と出会ったときに、
羨ましく思ったり、劣等感を持ったりしてはいないでしょうか。
普段の生活のなかでも、上司や後輩、友達や家族と比べてしまって、
「自分らしさ」「自分にしかできないこと」って何だろうと思うことがあるかもしれません。

連休や土日など、時間のある日があったら、ゆっくり自分の価値観と向き合ってみませんか。
今回は、自分の「好きなこと」と「凄いところ」、いわゆる「強み」を探ってみましょう。

なぜ、この2つがあなたの強みにつながるのか

好きなことをしている時、脳は快感に満ちてやる気を持続させ、その事柄に没頭していきます。
脳の働きからみると、感情系を司る大脳辺縁系が、
「快/不快」「好き/嫌い」という感情系の刺激に強く反応するからだそうです。
好きなことをして知識が増え、技術が高まっていくことで、
その分野について他の人よりも特異な位置に辿り着けるのです。

皆さんは「1万時間の法則」をご存知でしょうか。
人は何かに1万時間費やすと、ある程度のプロレベルになれるという法則があります。
1万時間は、例えば毎日8時間なら3年半、平日3時間でも10年かかります。
せっかくこんなに長期間携わっていくなら、自分が楽しいと思うもの、好きなことに費やしたいですよね。

自分の好きを極めた先で、それが何か人の助けになったり、
成果物を欲しがってお金に変換できる(仕事になる)ようになれるかもしれません。
その境地にいけるかどうかは、サービスでいう受け手の評価やニーズが不可欠です。
相手が感動したり、または感謝したり、「凄い」と言われることがあったら、
あなたが特異な付加価値を持っているといえるでしょう。

好き×凄いの探し方

極めたくなるほど好きなこと、凄いといわれる境地にあること。
「自分にはそんなものはない」と思う人もいるかもしれません。
そこで、この2つを探すポイントをご紹介します。

▽「好き×凄い」からみつける強みシートをつくってみました

強みシートはこちらから(PDFで閲覧できます)

好きなことの探し方

  • 寝食忘れてもやってしまうこと
  • 気づくと何時間も経っているほど夢中になりやすいこと
  • 気づくと考えていること
  • SNSのタイムラインやTV番組でよく見る事柄
  • 触れるとワクワクしたりトキめいたりすること
  • 休日やってしまうこと
  • お店でよくチェックするもの
  • 幸せを感じた瞬間
  • 人と話していてテンションの上がること

「ふと」「いつのまに」やってしまう、ということろがポイントです。
やるハードルが極力低く、ストレスを感じずにできることは人によって違うからこそ、
「ついやっちゃうこと」はあなたの特性といえます。

もし好きなことが見つけづらかったら、こういった瞬間を今日から探してみましょう。
生活していくなかで「これが好きかも」と思ったものを、
日々手帳にメモしたり、SNSにアップしたりして、「見える化」します。
すると、モノを選ぶとき、何か行動するとき、あらゆる選択のなかで、
「好き」に時間をつかいやすくなって、可逆的に高みを積んでいけるようになります。

凄いことの探し方

  • やっていて苦にならないこと
  • 努力せずに人よりもできてしまこと
  • 評価されたこと
  • メディアに取り上げられたこと
  • 感謝されたこと
  • 「○○なタイプだね」と言われたこと
  • 怒りを感じること(あなたの守りたい正義)
  • 周りからびっくりされたこと
  • 他人はなぜできないの?と思うこと

さきほど書いたように、他人の目線や評価や、giveして喜ばれること、
特徴的な点を探してみましょう。
これらは、すでに他の人よりも差別化できている点といえます。

好きなこと、凄いこと、それぞれ箇条書きで書いてみた後で、
何か共通点やカテゴリ分けができるかもしれません。
そのキーワードがあなたの大事な価値観といえるでしょう。

もし弱みしか見つからなかったら

長所よりも欠点探しのほうが得意な方に、とっておきの表があります。
子育て用ではありますが、大人にも十分使える「ネガポジ変換表」です。

あなたのコンプレックスは、特異なポイントとなり、使い方によっては武器になります。

私は自己主張が苦手なタイプで、社交的な場に行く度に落ち込んでいました。
そこで、聞き役に徹する会話を意識して、うなづきや質問の仕方を工夫することで、
「聞いてもらってスッキリしたわ~」と言ってもらうことが増えてきました。
いまではカウンセリングの仕事ができたらとさえ思っていますが、
そのコンプレックスと向き合ったおかげで、みえてきた夢だといえます。

凹のカバーよりも、凸を極めよう

 

完璧主義を目指す人ほど、自分の弱点や欠点を探してしまいます。
すると、さらに理想と現実のギャップに苦しんでしまいます。
一度まっさらな気持ちで素の状態に立ち戻って、「好き」×「凄い」をみつけてみませんか。
0ベースからこの強みを重ねていけばいくほど、自分らしい世界を広がっていき、
自信や自己肯定感が高まっていくと思います。

ぜひあなたの強みを認識して、積み重ねてませんか。

▽「好き×凄い」からみつける強みシートへ書き出してみましょう

強みシートはこちらから(PDFで閲覧できます)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ブログ更新はTwitterでお知らせします!

コメントを残す

*

CAPTCHA